尖閣諸島は個人所有だったのか


shaking hands / mark i geo

東京都知事の石原さんが尖閣諸島を東京都で購入するといって話題になっていますね。

中国も台湾も自国の固有の領土だと反発しておりますが一体この先どうなることやら。

このニュースを聞いて私は「東京都が購入?誰から?」と率直に思いました。
恥ずかしながら国が尖閣諸島を所有しているものだとばかりに思っていました。どうやら違うようですね。尖閣諸島はどうやら個人の持ち物で国が個人から年2400万円(だったかな?)の賃料を払って借りている状況なんだそうな。

尖閣諸島が個人所有だなんて全く知らなかった。

少し詳しく見てみると尖閣諸島は5つの島があり、魚釣島久場島大正島、北小島、南小島の5つ。そのうち大正島以外は私有地なんだそうですよ。
現在は埼玉県で実業家をなさっている方が所有しているそうで、1972年に譲渡を受け現在まで所有しているそうです。

東京都と所有者の方での交渉はだいぶ煮詰まってきているようで年内にも締結される様子ですね。

東京都で買うのかという疑問もありますし、国でなぜ今まで購入に踏み切らなかったのかという疑問もあります。国が購入に踏み切らなかったのは中国を刺激しないようにするための外交的な要因だったんでしょうね。国としては東京都が購入すると言い出したことは厄介なのかもしれません。

どちらが正しいということではないですが、とにかく良い方向に進んでほしいものです。

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